2001年3月17日(土) 隣保館にて

 今日は草笛学園の北川先生と六方学園の小川先生が来てくださり、ミュージックケア(音楽療法)を神辺町隣保館で2時よりされていました。

 音楽に合わせて、軽い体操や、鈴を使って、リズムを取ったり、子ども達の様子を見ながらの、機能回復をかねた訓練でした。
 子どもが見えるように、顔の近くで、大人が指を1本づつ折って見せると、不自由な体を精一杯使って自分も指を1本づつ動かしているのです。
 鈴を使って皆で楽しくリズムを取っているのを見て、子ども達もそれに合わせて、楽しそうにリズムを取っていました。
 無理やりではなく、皆さんが心から楽しいひと時を過ごしているなと感じました。

 福山養護学校の保護者と教師の勉強会として、神辺や福山在住の方々の集まりでしたが、子ども達が神辺で、明るく、楽しく、活き活きとした生活がおくれるような地域作りと、集える場作りを目指して、神辺地域で声かけをし、神辺町の社会参加支援事業の支えにより、1996年4月設立されました。

 草笛学園や六方学園の先生、福山養護学校の先生、ボランティアの方々の助けにより、ミュージックケア(音楽療法)や、乗り物学習をかねて、少し遠出をしたりと、年間行事を決め、月に2回の集まりを設けています。
 昨年の5月にはチボリ公園に行きました。前もって立ち寄り先の駅に連絡をしていたので、駅の職員さんの手助けにより、車椅子で電車に乗ることが出来ました。そして、さっと手助けをしてくれる中学の生徒さんもいたりして、嬉しい遠足だったようです。