体験談

 我が子は、自分の人生を人からとやかく言われるのが嫌な子ども達です。そんな子どもを持つ私は、ミニトマトに通い始めて4年がたちます。子どもの成長を実感しながら、喜びの人生を歩んでおります。

 先日の三者懇談の事、前日子どもが「明日、先生から何を言われても全部受け入れてね」と言ってきたのです。その時私は、子どもが懇談が終わった後で私に、とやかく言われるのが嫌だから、事前に先告して、なるべく穏やかに終わらせたいと思っているんだなと感じました。

「○○ちゃん、学校で何かあったの?」
「ちょっとね」
「明日懇談で、先生からその話しがあるのね」
「うん・・・。私が先生と話をするから、お母さんは聞いているだけでいいよ」
「黙っていて欲しいのね」
「自分だけで話が出来るから」
「わかった。お母さんは黙ってあなたと先生の話しを聞くだけにするね。
でもね○○ちゃん、お母さんね、懇談の時に先生から聞くより、○○ちゃんから先に聞いといた方が気持ちがいいんだけどな」
「でもお母さんが、今機嫌が悪くなって、私にあたってくるのがいやだ」
「お母さんがそんなに機嫌が悪くなるような事・・・。お母さんは機嫌が悪くなったらあなた達にあたってしまう事がよくあるよね。自分でも悪いと思っているんだよ。」
「本当に思ってるの?じゃあやめてよ」
「難しいけど、お母さん頑張る。そのためには、お母さんが前もって知っておくと自分の気持ちの整理が出来て機嫌が悪くならないようにできるんだけどな」
「・・・・・・」

 少し間をおいて、私に全てを話してくれました。私は、子どもの気持ちを聴いて文句を言わず受け入る事ができ、そして、私の気持ちも伝える事が出来ました。そして翌日、気持ちよく懇談が出来ました。
 以前だったら、親の意見を押し付けがましく言っては、子どもと口喧嘩になり、子どもから「お母さんなんか嫌い」とよく言われていましたが「人の心を聞く力」と「自分の気持ちを人に伝える力」をミニトマトで学び身につけた結果、子どもが私に話したくなかった事でも、話そうと言う気持ちに変わってくれたのです。こんなに2人の関係がよくなったことを実感しました。