ミニ介護ハウスあしたばの家   平成10年 5月9日設立    (代表 佐藤)
   (広島県深安郡神辺町東中条2429 TEL&FAX 0849-67-0480)


ひとつのテーブルを囲み、みんなでいろんな話をしながら、楽しく昼食を食べています。

 お年寄りや障害を持った方のお世話をなさっている家庭の方達のケアー(一時的なやすらぎ)ができれば、との思いからあしたばの家はスタートしました。

 小さな小さなあしたばの家ですが、家庭の延長のような雰囲気の中で利用者はそれぞれのペースで自由に過ごしています。例えば、台所を手伝ったり、絵手紙を描いたり、畑へ行ったり、おしゃべり、体操、ゲーム、歌を歌ったりは、いつものこと、お昼寝したり、時には買物に出かけたり、リハビリを兼ねてプールにだって行っちゃいます。

 年齢、障害、痴ほうの有無に関係なく誰でも気軽に利用できます。
 現在、火・木・土と週3回 9:00〜17:00に開いています。また、依頼があれば、訪問介護サービス、送迎サービス、入浴サービスも行っています。毎週火曜日には福山医師会館の中にある、すこやかセンター内のブールにて、リハビリを兼ねたプール活動を行っています。ここには、お風呂も付いていて冷え切った体を温めることが出来ます。

 佐藤さんはおじいちゃんの看護の経験より、老人の世話の大変さ、苦しさをよく知っておられ、おじいちゃんが亡くなられた後、ヘルパーの試験を受け、少しでも皆さんのお役に立てばと、自宅の離れを開放して、あしたばの家を設立されました。いつも笑顔で相手の立場に立って、お世話をされている様子を目にし、感動しました。そして、沢山の方々がポランティアとして、皆さんのお世話をされておられました。 
 ラジオ番組がきっかけでRCCラジオ『今日もいい朝』パーソナリティーの小川久志さんが支援チャリティーコンサートをしてくださったりと、今までにもいろんな方々が支援をしてくださっています。これも、佐藤さんの人柄の賜物ではないかなと私は思います。


夏はプールにも行きました

府中や新市のヘルパーさん達がボランティアで手伝ってくださり、実現しました。

10月1日・2日の2日間北海道に旅行に行きます
 ある日、雑誌「ブリコラージュ」に掲載されていた"死ぬまでにもういっぺんしたいことがあるか"の問いかけを、あしたばのばぁちゃんたちにもしてみました。
 ばぁちゃん「わたしゃー、いっぺん孫が嫁に行っとるさきー、いってみてゃぁー」
と言うので、よし!と思い、
 スタッフ(佐藤)「へぇーで、お孫さんはどけーおってん?」
すると、一言、
 ばぁちゃん「北海道の苫小牧」
 
全員「どひゃー!」
 スタッフ(佐藤)「よーし!行こう!まかしといて!」
 それから佐藤さんは、超割(全路線1万円)チケットを電話をかけまくりゲットしました。でも、だれも北海道に行った事がないので、どこをまわったらいいかさっぱりいい案が浮んで来ません。そこで、「ブリコラージュ」の9月号に以上の事を掲載してもらい、情報を集めました。
 すると、北海道在住の医療法人社団 三草会事務局 在宅支援統括事業部長 倉貫元美様から電話をして頂き、日程、リフト車の手配、そして、万が一病気になった時、御自分の勤め先であるクラーク病院に来てくださいと言って頂き、病人を抱えての旅行だったので、とてもこころづよく感じています。1日には食事後、夜景をみるんですよ。
いまから、皆楽しみにしています。

10月13日(金
 
中条小学校でやまびこ(総合的)学習のいっかんで、6年生が「わたしたちの未来日記」と題して、ボランティア活動をしている平成大学の学生さん達と一緒にあしたばの家で交流会を持ち、その交流をとおして、気付いた事、自分たちに出来る事は何かを発表さてれいました。


毎年暮れには近所の方がボランティアで餅つきをして下さいます。